国際ディスレクシア大会  シカゴ大会3日目

 大会3日目はケネス・ピュー博士の講演から始まりました。 

 ピュー博士は、ディスレクシアの人の脳とノン・ディスレクシアの人の脳が

どのように違うか、過去に彼が発表したニューロイメージングの画像をもとに

説明しながら「適正な指導をすれば読みの回路ができる」ことを強調しました。

また、その回路は決して単純なものではなく、簡単に説明つくわけではないこと、今は読みにかかわる部位がどこにあたるか探っているところであることなどを

2時間以上にわたって説明しました。

 途中、ウルフ博士が前日、日本語を話す脳と英語を話す脳は違うかもしれない

と言ったことを受けて、

「悪いけれど、僕はそうは考えていない」と話す場面も。

 講演終了後、原先生が質問に行ったときには、保護者や教師による長蛇の列ができていました。

 午後は、バーンズ亀山先生のご紹介でお会いした中川優子先生

(特別支援教育の先生です)が務めておられるシカゴ郊外にある

フランク・C・ホワイトレイ小学校にお邪魔しました。

ここは日本人の子どもたちが60人もいる学校ですが、2003年に優秀校として

表彰されているほどの名門校です。実際、学校経営の方針は明確かつ

システマティックで教師間の連携が強く(犯罪学的にいえば全部保護要因です!)、個々の子どもたちの目標も明確(これも保護要因です!)、

クラスをチームとして捉え一人ひとりのボンズを高める指導をクロスカリキュラムで行っている(これも保護要因です!)、

そのうえでニーズのある子には多様な学びの場が用意され(これも保護要因です!)るなど、

私のように逸脱させないためのリスク要因保護要因という観点で、

どこの学校も取材している人間からするとパーフェクトでした。 

 夜は、大会長主催のパーティに参加しました。

一緒に移っているのは、チャールズ・へインズ先生(右から3番目)、

ポルトガルからきたニュームさん(心理学者で同政府のアセスメントツールを

作っているそうです)、ブラジル代表の二人(女性がアンジェラさんで

言語超学士、男性が義理の息子で弁護士でブラジルディスレクシア協会の

会長です)。加藤先生・原先生・品川は疲弊してほとんどテーブルから

動けなかったのですが、安藤先生は元気いっぱいで大会が用意したカジノに挑戦。勝っていました!